北条氏が築いた
 難攻不落の城
小田原城
1.所在地
2.城の種別
3.築城者
4.築城年
5.遺構
6.天守閣の構造
天守閣を本丸から撮りました。
7.簡単な沿革
神奈川県小田原市城内6-1
平山城
北条早雲
1495年(明応4年)
本丸、二の丸、三の丸及び堀、土塁の一部
鉄筋コンクリート造、本瓦葺3層4階、地下1階
年代 歴代城主
1418年(応永25年)
〜1496年(明応5年)
大森氏  足利持氏、小田原の地を大森頼春に付与する。
1496年(明応5年)
〜1518年(永正15年)
伊勢宗瑞
(北条早雲)
 北条早雲、小田原城を奪い、大森藤頼を追う。
1518年(永正15年)
〜1541年(天文10年)
北条氏綱  氏綱が継ぎ、翌年、宗瑞死去。
 1522年(大永2年)名字を伊勢より北条に改姓する。
1541年(天文10年)
〜1571年(元亀2年)
北条氏康  氏綱が死去し、氏康が継ぐ。
 1546年(天文15年)河越合戦
 1554年(天文23年)氏康、武田氏、今川氏と和睦する(三国同盟)。
 氏康、足利晴氏を破り、関東に勢威をふるう。
 1561年(永禄4年)長尾景虎(上杉謙信)、小田原城の蓮池四ツ門口(後の幸田門口)に迫る。
 1569年(永禄12年)武田信玄、蓮池四ツ門口を攻撃する。
1571年(元亀2年)
〜1580年(天正8年)
北条氏政  1571年(元亀2年)氏政、四代城主となる。
1580年(天正8年)
〜1590年(天正18年)
北条氏直  1580年(天正8年)氏直、五代城主となる。
 1587年(天正15年)小田原城の大修理が行われる。
 1589年(天正17年)豊臣秀吉、北条氏攻撃を決定する。
 1590年(天正18年)小田原城大外郭が完成。
               氏直、秀吉に降伏する
1590年(天正18年)
〜1594年(文禄3年)
大久保忠世  1590年(天正18年)忠世、4万石の城主となる。
1594年(文禄3年)
〜1614年(慶長19年)
大久保忠隣  1594年(文禄3年)忠世が死去し、忠隣が継ぐ。
 1614年(慶長19年)忠隣、京都にて改易され、城主不在の番城制となる。
その後、阿部氏、稲葉氏、大久保氏と城主が変わり明治維新を迎える。そして明治維新と共に廃城となる。
 小田原城は、西相模に威を振った大森氏の居城がその全身であるが、1495年(明応4年)北条早雲が大森氏を追ってここに入城してから本格的な築城が始まり、その後北条氏5代96年の間関八州支配の拠点として前例を見ない巨城に築き上げられていった。
 しかし、1590年(天正18年)4月豊臣秀吉の大軍に攻められ、大攻防戦の末遂に7月5日開城した。
 北条氏の後、関東を領した徳川家康の家臣大久保忠世を城主に迎え、ついで、安部氏、稲葉氏をへて再び大久保氏が入り11万3千石の居城として栄えた。
 現在の天守閣は1960年(昭和35年)5月再建されたもの。
8.歴代城主
9.ご案内
見所  新幹線の車窓からも白亜の三層天守を見ることができる。城跡は公園化しており、公共施設や娯楽施設が建てられている。石垣や内堀がよく残るほか、天守をはじめとする各種建物が再建されている。二の丸歴史見聞館では小田原城の歴史を模型や映像でわかりやすく説明している。
入城料 個人 団体(30名以上)
大人 小・中学生 大人 小・中学生
天守閣・見聞館共通券 600円 200円 500円 150円
天守閣入城券 400円 150円 320円 120円
歴史見聞館入場券 300円 100円 240円 80円
開城時間 午前9時〜午後5時(午後4時30分入城締切)
休城日 12月29日〜1月1日
アクセス 鉄道 JR東海道本線・JR東海道新幹線小田原駅より徒歩15分
国道1号線沿い
地図
10.感想
平成14年12月21日(土)   雨
 この日に先週から計画を立てて城を見にいったが、朝起きて空を見ると曇っていた。どうしようかと迷ったが、雨さえ降っていなければいけるだろうと思い、思い切って行くことにした。しかし、移動中に雨が降ってきて、小田原駅に着いたときには、ドシャブリであった。しかし、せっかくきたので傘を近くの売店で購入し、登城することにした。雨中の城巡りは初めてだったが、それもまた一興かと思いつつ歩を進めた。駅のどちら側になるか調べてきたにも関わらず、駅構外に出てみると、全く逆に出てきてしまった。しかし、怪我の功名で北条早雲像とめぐり合うことができた。
 さて、線路の上を越えていくと天守閣が見えてきた。天守閣北入口の標識に従い、歩いていくと駐車場を左手に見ながら、なだらかな舗装された道路を登っていくと、間もなくして天守閣と対面することができた。来る前はおもちゃのような天守閣を予想していたが、実物をみると、案外していて驚いた。とりあえず、券売機で見聞館なるものの共通券を買って天守閣内に入っていくと、1階のところの隅にスタンプ台を見つけたので、スタンプを押して城内に入っていくと、中は予想していたとおり、往時を偲ぶことができない歴史博物館になっていた。1階は城の模型等が置いてあり、2階は北条五代の人物紹介、小田原城が上杉氏、武田氏、豊臣氏に攻められたときの解説をしてある展示物が並んでいた。3階は鎧、刀などの展示がしてあった。中4階はよくわからない絵画が並んでいた。どうやらこの階は歴史とは 関係がなさそうだった。4階は土産屋に展望室となっていたが、天候が雨だったため、眺めは最悪だった・・・。天気のいい日は相模湾を一望できるらしい。それから常盤木門、銅門を見たが、復元されたものだったので、綺麗すぎて歴史を感じることができなかった。二の丸隅櫓はその中でも一番古いからか、最初みたときになかなかいい雰囲気を感じることができた。
 歴史見聞館は北条史をあまり知らない自分にはいろいろ勉強になった。また、北条史を中心に紙芝居、城内にて小田原評定を体験できたり、あまり、歴史が好きでない方も楽しめるように工夫がしてあると思った。
 今回は雨降りだったので遺構がたくさん残っているところを探すことはできなかったため、小田原城の遺構をほとんど発見することができなかった。さらに当初計画していた石垣一夜城も見ることができなったので、次回は必ず石垣一夜城を攻略しようと思う。